Conclusion First

まず結論から

eSIM対応スマホを持っているなら、海外eSIM一択です。

eSIM非対応なら、現地で物理SIMを購入するのが次のベスト。

ポケットWi-Fiは、よほど特殊な事情がない限りおすすめしません。

eSIMがベストな理由

eSIMとは、スマートフォンに内蔵された電子SIMのこと。アプリやQRコードで設定するだけで、海外の通信回線を使えるようになります。

なぜeSIMがベストなのか、3点あります。

  • 到着と同時に繋がる——事前に設定しておけば、飛行機を降りた瞬間から使える。空港でSIMを探す手間がない。
  • 日本の電話番号はそのまま——物理SIMの差し替えが不要なので、日本の番号でも着信できる。
  • コスパが良い——1日300〜500円前後からあり、ポケットWi-Fiより安いケースが多い。
Editor's Note

私は5年ほど前からeSIMを使っていますが、もう物理SIMには戻れません。台湾の空港を出た瞬間にLINEが届いたときの感動は今でも覚えています。

物理SIMが次点の理由

eSIM非対応の古い機種を使っている場合は、現地で物理SIMを買うのが次のおすすめです。

多くの国では、空港の売店や街のコンビニでプリペイドSIMが手軽に買えます。タイ・台湾・韓国・ベトナムなどはとくに安くて品質も安定しています。

  • 空港のSIM売り場か、街中のコンビニ・携帯ショップで購入
  • 日本語対応のパッケージもある国が増えた
  • 設定が不安な場合は店員さんに頼めばやってくれることが多い
注意点:物理SIMを差し替えると、日本の番号には着信できなくなります。旅行中に重要な電話が来る可能性がある人は、デュアルSIM対応機種か、eSIMをおすすめします。

ポケットWi-Fiをすすめない理由

ポケットWi-Fiは一昔前は主流でしたが、私はいまはおすすめしていません。理由はシンプルです。

  • グループで使うと行動が制限される——1台で複数人がシェアすると、離れて行動できなくなります。「今日は一人でショッピングしたい」ができなくなる。私は取材でも旅でも、一人行動が多いのでこれが致命的でした。
  • 充電が必要——端末の充電を気にしながら動くのが煩わしい。
  • 返却の手間——旅の最終日に返却しなければならない。
  • eSIMより割高なケースも多い——1日500〜1,000円以上になることも。
Editor's Note

友人グループで1台のポケットWi-Fiをシェアして、みんなで固まって動くしかなかった経験が何度もあります。旅のスタイルによっては問題ないかもしれませんが、私は自由に動きたいので合いませんでした。

スマホがeSIM対応か確認する方法

iPhone・Androidともに、設定画面から確認できます。

iPhone の場合 「設定」→「一般」→「情報」→「利用可能なSIM」の項目があればeSIM対応
Android の場合 「設定」→「ネットワークとインターネット」→「SIM」→「SIMを追加」が表示されればeSIM対応(機種によって表記が異なります)

また、iPhone XS以降(2018年〜)はほぼすべてeSIM対応です。Androidは機種による差が大きいので、上記の方法で確認を。

おすすめeSIMサービス

現在、海外旅行向けのeSIMサービスは多数あります。以下は編集部が実際に使った・調査したサービスです。

01
編集長が使用中

IIJmio eSIM(海外パケット定額)

国内キャリアのeSIMのまま海外でも使える。日本の番号を維持したい人向け。1日あたりの定額制。旅行頻度が高い人には特に便利。

02
コスパ重視

Airalo(エアロ)

世界200以上の国・地域に対応した海外eSIM専用アプリ。アプリから購入してすぐ設定できる。価格が安く、短期旅行に向いている。英語メインだが日本語UIもある。

03
日本語サポートが充実

ETRANSS(イートランス)

日本語サポートが手厚く、初めてeSIMを使う人にも安心。国内で事前購入・設定ができ、現地到着後すぐ使える。

まとめ

Summary

選び方のフローチャート

スマホがeSIM対応? → Yes → 海外eSIMを購入・設定

スマホがeSIM対応? → No → 現地で物理SIMを購入

※ポケットWi-Fiは、グループ全員が同じ行動をとる場合などの例外を除き、非推奨。